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力を捨てよ、神を知れ (詩編46:2~12)

メッセージ
2018年10月21日富里キリスト教会
「力を捨てよ、神を知れ。」
(詩編46:2~12)

1. 苦難の時の神の助け

今週も詩編の46篇を見てゆきましょう。
「神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。わたしたちは決して恐れない、地が姿を変え、山々が揺らいで海の中に移るとも、海の水が騒ぎ、沸き返り、その高ぶるさまに山々が震えるとも。」(詩編46:2~4)

私の聖書には、ここの聖書の個所に、2011年3月11日東日本大震災というメモが記されています。ちょうどこの詩編を読んだ頃に、あの大地震と津波が起こりました。山が崩れ、海の波が大きくうねって岸壁に当たって砕かれ、何十メートルという波が立ち上りました。まさに地面が震え、山々が動いて震え、海の水が高ぶる映像が今でもしっかりと脳裏に焼き付いています。千年に一度の天変地異によって、わたしたちも恐ろしさのあまり、心も体も震えが止まらなくなる時があります。

しかし、そういう苦難のときにも、神様は必ずそこにおられて、わたしたちを助けてくださるというのです。このような自然現象だけではありません。この山々が震えるという大変動は、わたしたちの生活の中にも起こります。病気、けが、仕事の失敗、家族の死別、人生の土台を揺るがすような、激震が起こるときがあります。しかもある日突然襲ってきます。

On last Friday I and my wife visited a woman in the hospital who has baptized on July. She had injured on her shoulder and left arm and hand by being catch with digging machine. It took 1hour to rescue her from machine. Then she brought to the hospital by emergency doctor helicopter. She has already undergone an urgent operation twice. Please pray for her recovery and write message to her on the card.
Psalmist said “God is our refuge and strength, an ever-present help in trouble. Therefore we will not fear. ・・・The Lord Almighty is with us; the God of Jacob is our fortress”(46:1,7) Bible said God is surly be with us in trouble. God surly help us in the midst of trouble. Please do not discourage and lose your mind even in the trouble and sickness and loneliness. God is surly with us. God is surly with her.

神様は平安の時だけではないのです。苦難のときに、その苦難の真只中にいてくださいます。しかもそこには「必ず」という言葉が入っています。必ずということは絶対にということです。苦難に襲われたから、神様がそこから離れていたということではないのです。病気や不幸や苦難があると、「神様、なんでわたしだけがこういう目に会いますか」と言いたくなります。苦難のない人生こそ人々が願っている幸せな生き方ではないでしょうか。でも聖書はそうはいっていません。苦難のときこそ、神様のご臨在と不思議な導き、奇跡の業を見せてくださるのではないでしょうか。苦難を通して、神様はご自分の存在と恵みを教えてくださいます。神様がいなかった時があったと、断言できる人はいますでしょうか。
誰もいないはずです。神様はいつでも必ず、そこにいてくださいます。昔もいてくださったし、これからもいてくださいます。

2.力を捨てよ

次に、この詩編46の中に二回同じ言葉が繰り返されています。歌で言いますと、折り返し部分です。「万軍の主は、わたしたちと共にいます。ヤコブの神は、わたしたちの砦の塔。」(46:8、11)という言葉です。万軍の主が共にいてくださいますので、わたしたちは動じない、揺るぐことはないと確信しているのです。9節からを読んでみましょう。

「主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。地の果てまで、戦いを断ち、弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。『力を捨てよ、知れ、わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。』万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。」(46:9~12)

ここに「力を捨てよ、知れ、わたしは神」という力強い言葉が出ています。自分の力を捨てなさいというのです。他の聖書の訳を見てみますと、口語訳聖書は「静まってわたしこそ神であることを知れ。」となっています。新改訳聖書は、「やめよ、わたしこそ神であることを知れ。」となっています。力を捨てよということは、「静まりなさい。」「争いを止めなさい」という意味ですね。わたしたちは知らないうちに、力が入ってしまうことがあるのではないでしょうか。

人生のいろんな場面で、波風が起こり、地震が起こるということは、自分の方にもその一因があるのではないでしょうか。何とかしなければ、負けられないという思いが、お互いの人間関係に争いの波を引き起こしているのではないかと思います。詩編の記者は、自分が戦ってはいけない、自分の力を誇示してはいけない、自分の正しさを主張してはいけない、ただ神様が敵と戦われるからあなたは黙っていなさい、静かに沈黙していなさいと言っています。

9節にあります。「主が成し遂げられる」「主はこの地を圧倒される」「主が戦いを断つ」と言っています。主は万軍の主です。万軍の主ということは、大いなる力を持っておられるということです。天の軍勢を従えた圧倒的な強さを持った軍隊です。その司令官が主なる神様です。戦って下さるのは主なる神様なのです。わたしたちが戦うのではないのです。万軍の主が戦うのです。先週も学びました。
繰り返しのことですが、「主よ、わたしたちの主よ、あなたの御名は、いかに力強く、全地に満ちていることでしょう。」(詩編8:2)神様が戦われますから、幼子や乳飲み子の賛美の声によって、主が力を発揮されるということを学びました。

わたしたちも幼子です。何もできません。ただ主を仰いで、主に助けを求めることしかできないのです。でも、戦うのは万軍の主です。神様が戦ってくださるのです。わたしたちはただ神様により頼み、神様をたたえる讃美を歌うことです。その時に主が戦って勝利をしてくださいます。わたしたちは来てただ見るだけです。静まって自分の力を捨てて、神様が万軍の主であることを知るだけでいいのです。「力を捨てよ、知れ、わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」(46:11)とあります。

God says in verse 11 “Be still, and know that I am God; I will be exalted among the nations, I will be exalted in the earth.” In Japanese bible says “Give up your own power, know, I am the God”. When we fight by our power we may be in trouble. My own justice my own thought may cause the trouble. And we may be discouraged and exhausted to fight with others. The God order us not to fight by your own power, the God will fight on our behalf. we can come and see and be still and know what the God has brought on the earth. The God is the Almighty Lord, He is working among us and with us in trouble.

I had a big trouble with the agent in the septic tank. The boss proposed higher price of water pomp ¥200,000 . But the true price of water pomp is ¥90,000. So I asked two companies to give me estimates. The one company proposed estimates but the other company did not give me a estimates. I asked the former to send me a water pomp.
Then the latter company interrupted the former one not to send the pomp to the church. The latter negotiated the former to sell me a higher pomp. I looked up to the heavens and ask God to help me. Then the word of 46:10 hit my mind, “Be still and know that I am God, I will be exalted among the nations” I surrendered myself to this word. I gave up my will and my justice, I waited for God’s answer.
Then the day we had a Wednesday night prayer, a brother came to prayer meeting. I talked my problem to him. He said “Pastor, I have bought the air pomp in the supermarket and I set up it by myself on my house septic tank.” “Oh, really? Is that work easier ? Did you buy that pomp \20,000 in the supermarket ?” Then I went to the store to get cheaper pomp. There is not the one that I want. It should be ordered. Now I am praying for that.

9節にありますように、「主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。地の果てまで、戦いを断ち、弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。力を捨てよ、知れ、わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」主の御名は全地に満ちています。どこにでもおられます。わたしたちがちゃんと信仰に立って、正しいことを行うなら、必ず主はわたしたちの祈りに答えてくださいます。わたしたちは主が戦って勝利されたその結果を見るだけなのです。

神様が戦って下さり、わたしたちに最善の道を備えてくださいます。浄化槽に限らず、給湯器や台所のコンロの修理交換に至るまで、生活の中の突然の嵐が襲ってくることがあります。正しさが通らない時もあるでしょう。日々の生活の中の小さな出来事でも、わたしたちの心は大波になってしまいます。でもわたしたちが信仰をもって、主の前に正しく歩んでいくならば、主は必ず、そこにいてくださり、わたし達のために戦ってくださいます。わたしたちはあとから行って、主のなさったことを見て、主こそ神であることを知るのです。

わたしが神だということはどういうことでしょうか。今、わたしたちが相対して向き合っているお方が真の神であり、全知、全能、万軍の主です。この地をご支配し、わたしたちを造り、命を与え、すべてを導いておられるお方です。今、わたしたちはそのお方を礼拝しています。わたしたちの間に在って、今現実に生きて働いておられます。このお方を第一とし、このお方を畏れ、このお方の前に清く正しく歩みましょう。そして静まって、神の解決を待ちましょう。

2節の「苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる」とあります。また6節では「夜明けとともに、神は助けを与えて下さる。」とあります。たとえ暗い夜があっても、必ず明るい主の朝はやってきます。まさに「万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。」となってくださっていることを信じて、歩んでまいりましょう。特に今入院中の姉妹のためにも主に信頼して祈りましょう。病を得ている兄弟姉妹のためにも祈りましょう。そして主の救いの御業を、不思議な御業を仰ぎ見ようではありませんか。(岡田 久)

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