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信仰と知識の一致 (エフェソ4:11~16)

メッセージ

2015年7月12日富里キリスト教会

信仰と知識の一致」
(エフェソ4:11~16)

1.「聖霊による一致」

4章の1節から読んでみたいと思います。
「そこで、主に結ばれて囚人となっているわたしはあなたがたに勧めます。神から招かれたのですから、その招きにふさわしく歩み、一切高ぶることなく、柔和で、寛容の心を持ちなさい。愛をもって互いに忍耐し、平和の絆で結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい。体は一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです。主は一人、信仰は一つ、バプテスマは一つ、すべてのもの神は唯一であって、すべてのものの上にあり、すべてのものを通して働き、すべてのものの内におられます。」(エフェソ4:1~6)

まず聖霊による一致です。ところが霊の賜物の故に、聖霊を強調する人に限って一致を見出すことができずに、賜物の比較をしたり、人を裁いたりしてしまう傾向があります。あの人だけがいい奉仕をしているとか、他の人を見て比較したり落ち込んだりします。聖霊の教える一致と言うのは、2節にありますようにまず、「高ぶらない」と言うことです。それから「柔和」、「寛容」「愛」「忍耐」「平和」です。つまりお一人お一人の内面の人格の中に聖霊の働きが表れて来ます。つまり内なる人が成長してくることです。

わたしたちが一致するのは、生まれや出身地でも、趣味でもなく、職場でもありません。わたしたちの生まれつき持っているもので、わたしたちをつなげるものは何もありません。わたしたちを繋ぐものは、信仰に入ったときに与えられた聖霊様だけです。わたしたちの内に働いて下さる霊なる神様そのものなのです。皆さん信仰に入る時に、この聖霊様を受けました。何故ならだれも聖霊によらなければ主を信じることはできないからです。既に皆さんの中には神の霊が宿っているのです。ですから、このお方をないがしろにしないで、聖霊様を認め、聖霊様を求めなければなりません。

パウロはまた、神を知らない人のような生活をしてはいけませんと勧めています。「だから、偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは互いに体の一部なのです。怒ることがあっても、罪を犯してはなりません。日が暮れるまで怒ったままでいてはいけません。悪魔にすきを与えてはなりません。盗みを働いたものは、今からは盗んではいけません。むしろ、労苦して自分で正当な収入を得、困っている人々に分け与えるようにしなさい。悪い言葉を一切口にしてはなりません。ただ、聞く人恵みが与えられるように、その人を造り上げるのに役立つ言葉を、必要に応じて語りなさい。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。無慈悲、憤り、怒り、わめき、そしりなどすべてを、一切の悪意と一緒に捨てなさい。互いに親切にし、憐れみの心で接し、神がキリストによってあなたがたを赦してくださったように、赦し合いなさい。」(4:25~32)

わたしたたちが怒ったり、盗みを働いたり、悪い言葉を吐くならば、聖霊様が悲しみますとあります。わたしたちが怒ったり、わめいたり、人をそしったりするならば、聖霊様が悲しんでおられるのです。聖霊様をあまり悲しめる言葉を吐き続けるならば、聖霊の火がその人の心の内から消えて行ってしまいます。わたしたちの救いの保証人を失ってしまうことになります。だから、そういう悪い心や悪い行為や悪い言葉を、一切捨て去って、お互いに赦し合い、憐れみの心で接しなさいと勧めています。これがあなたがなお新しい生き方ですと教えています。これが聖霊の一致です。聖霊様はわたしたちの心に、神様の愛と憐れみを満たして下さるお方です。

2.信仰の一致

次に信仰と知識の一致についてみてみたいと思います。この新共同訳聖書では、13節に「ついには、わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。」とあります。この信仰と知識の一致とは、イエス・キリストを信じる信仰の一致と、イエス・キリストを信じる知識の一致に到達することによって、一体となることを目指して成長してゆくことです。成人、大人のクリスチャンになるために必要なのが、この信仰と知識です。

ですから、わたしたちの教会、富里キリスト教会が真に一致して行くためには、わたしたちはもっともっとイエス・キリストに対する信仰と知識を強め深めて行くことが大事ではないでしょうか。皆さん信仰があるのです。ただ、その信仰が強いか弱いか、厚いか薄いか、厚いか冷たいかの差はあるでしょう。全員が全て百パーセント大人の信仰を持っているとは限りません。幼い信仰の人もいるでしょう。未熟な信仰の人もいるでしょう。

信仰はどこから来ますか。信仰は聞くことから始まり、キリストの言葉から来るからです(ローマ10:17)。信仰はこの聖書から来るのです。ですから信仰に入るということは、これからは聖書の御言葉、イエス・キリストの言葉を聞く生活を始めますと言う決心をすることだと言っても過言ではありません。信じますと信仰を言い表しても、御言葉を聞きもしない、学びもしない、従いもしないのであれば、それは救われる信仰というものではありません。いかにそういうふうに信仰を誤解している人が多いかと言うことです。信じれば天国に行ける、救われる、永遠の命をいただけると思って、バプテスマを受けてはいさようならと言う人です。たくさんのそういう人を見て来ました。悲しいです。信じて信仰生活を続けないなら、バプテスマも無駄になってしまいます。

3.知識の一致

そして今朝は皆さんに、特に強調して言いたいことは、「知識の一致」を求めていただきたいと言うことです。聖霊の一致とか信仰の一致は分かるとしても、知識も一致させる必要があるのですかといぶかる方もおられるかもしれません。「知識」は大事です。ですからいくら聖霊に満たされていても、いくら信仰が強い人でも、それが聖書に裏付けられた深い知識から来ていない限りは、根拠のない信仰となって行きます。イエス・キリストに対する信仰は、聖書から、キリストの言葉から来ると言いました。同じように、イエス・キリストに対する知識も聖書から来ます。

聖書について何も知ったかぶりをする必要はありませんが、聖書を熱心に学ぶこと、聖書を毎日読むこと、聖書を一生懸命に調べることは大切なことです。クリスチャンは手元に、聖書辞典、コンコルダンス、地図帳、ほかの訳の聖書も数冊必要です。わたしは車を買うよりも、一家に聖書全巻の聖書注解書を備え付けてもらいたいです。日曜日の説教を聞くだけではなく、自分でじかに聖書を手に取って調べる作業もしていただきたいのです。

パウロ先生もこう祈っています。「どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力を持ってあなたがたの内なる人を強めて、信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者として下さるように。また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さどれほどであるかを理解し、人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。」(エフェソ3:16~19)

ここに「信仰」によってキリストが心の内に住み、神様の愛をもっと深く知ることができるようにとパウロ先生が祈っています。キリストを信じてわが内に宿らせ、そのお方の愛大きさをますます深く知るそういう「知識」が、皆さん方一人一人の中に豊かになって一致を目指して成長して欲しいと祈っているのです。

この聖霊様から来るところの、信仰と知識の一致がない場合にどういうことが起こるかと言いますと、こう記されています。14節に「こうして、わたしたちは、もはや未熟な者ではなくなり、人々を誤りに導こうとする悪賢い人間の、風のように変わりやすい教えに、もてあそばれたり、引き回されたりすることなく、」とあります。つまり、信仰と知識の一致のない教会では、絶えずいろんな教えや神学によって教会員が翻弄されて、その信仰があいまいにされ、分裂が起こり教会がバラバラになってしまっていたというのです。もうそういう未熟な子供の時の信仰ではなく、成熟した信仰と知識を持っていただいたいと願っています。

3.キリストに向かって成長する

そういう教会であってはいけないのです。まずわたしたちは、聖霊様の一致を目指しましょう。聖霊様を認め、このお方を求めて下さい。聖霊様を通して私たちの心の中に神様の愛が注がれるのです。(ローマ5:5)そして御言葉から来る信仰と、御言葉から来る知識をもっともっと求めましょう。昔のようにいつまでも「無感覚になって放縦な生活をして、ふしだらな行いにふけっていてはいけません。」(4:19)とあります。

最後にエフェソ4:15から を読んで終わりたいと思います。
「むしろ、愛に根ざして真理を語り、あらゆる面で、頭であるキリストに向かって成長してゆきます。キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです。」(エフェソ4:15~16)

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